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文化庁主催AFFに応募しました。

更新日:2021年9月25日



AFF充実支援事業の取り組み内容


「ピーター・タウンゼントさんの思いを紡ぐ日」

A day to spin the thoughts of Peter Townsend


[主催]一般社団法人ナガサキの郵便配達制作プロジェクト


英国人作家ピータータウンゼントさんは、第2次世界大戦で英空軍のパイロットとしての数々の武勲に輝き「英国の戦い」の英雄と称され、退役後は英王室武官を務め、その間にマーガレット王女との恋が、映画「ローマの休日」のモデルとして世界的に有名になりました。王室を離れた後、平和を求め世界を旅し、やがて、広島、長崎を訪れ、16歳の時に長崎で郵便配達中に被爆し7日間意識不明の後、奇跡的に助かり「背中の赤い少年」として世界中に紹介された谷口稜曄さんと運命的な出会いをして、谷口さんの被爆人生に寄り添い、原爆の恐ろしさ、戦争の虚しさを日本人では知り得ない視点で書きました。そして36年前にイギリス、フランスで「The Postman of Nagasaki」、日本では「ナガサキの郵便配達」の題名で出版されましたが、長い間、絶版となっていました。一般社団法人「ナガサキの郵便配達制作プロジェクト」はこの本の再版を目的として設立され2018年に日本語版、2019年に英語版を再版、現在ドイツ語版、フランス語版の翻訳を進めています。今までに長崎県下の高校を始め、都内の高校などに約5000冊を寄贈、「平和の教科書」として特に若い人々に読んで頂いています。本公演は、日本はもとより、世界中の人々にこの本を読んでいただき、核兵器のない平和な世界を実現する第1歩として、ピーター・タウンゼントさんの恒久平和への思いを繋ぐ会として企画されました。


今回初の演奏+朗読+映画上映のコラボレーション企画です。


[公演日]令和3年11月22日(月)


[公演場所]日比谷図書文化館 大ホール


[公演内容]

■パート1

佐藤洋平作曲「ナガサキの郵便配達組曲」の演奏と、俳優・松田洋治さんによる朗読 / 60分


■パート2

映画 「The Postman from Nagasaki」 に出演したイザベル・タウンゼントさん(女優)のお話 / 30分


■パート3

映画「The Postman from Nagasaki」の上映 / 90分

司会:今中麻貴


以上の3部構成で公演いたします。

演奏と朗読と映画上映のコラボレーションは今回が初めての試みです。この公演が、メデイアに幅広く紹介され、世界中に広まることで、原爆のない世界平和の一翼を担えればと考えています。今後は、ピーター・タウンゼントさんの誕生日である11月22日を「ナガサキの郵便配達の日」として、ピーター・タウンゼントさんの平和への思いを継いで行きます。

          

ナガサキの郵便配達制作プロジェクト 代表 齋藤芳弘

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