ナガサキの郵便配達 組曲

『 ナガサキの郵便配達 組曲 』/作曲 佐藤 洋平

一般社団法人ナガサキの郵便配達制作プロジェクト代表理事 齋藤芳弘氏からの依頼を受け、2018年佐藤洋平がクラシックギター独奏曲とし作曲。2019年クラシックギター独奏曲を基盤にオーケストラを作曲し、ナガサキの郵便配達組曲 第一楽章「耳鳴り」, 第二楽章「浮かび滲む光」, 第三楽章「mark 3 Fat Man」が完成。音楽配信ストアにてリリース。

同年 朗読と音楽によるダイジェスト版ナガサキの郵便配達をオーディオブックとして、audiobook.jpよりリリース。*朗読:山本真由美/長谷川真弓/松田洋治 音楽監修:佐藤洋平

2021年 第四楽章「背中の赤い少年」, 最終楽章「八月の栞」作曲。2022年 第五楽章「中天の鳥」作曲。


第一楽章 「耳鳴り」

原子爆弾の後遺症でもある耳鳴り。

その張り詰めた直線的な響きは、外界と自我に線を引き、自我を突きつける。


第二楽章 「浮かび滲む光」

原子爆弾Fat Manは稲佐山より高い上空550メートルで炸裂した。

現在、稲佐山から観える星空や夜景は 浮かび滲む光を瞼の奥に灯す。



第三楽章 「mark 3 Fat Man」

Butterfly Effectのように、蝶の羽ばたきが竜巻を起こすのであれば、Fat Manが生んだ爆風は想像を絶する変化を齎す。


第四楽章 「背中の赤い少年」

生とは死であり、死とは生である。

谷口スミテル氏、ピーター・タウンゼント氏の遺志は、次の世代の意志となる。


第五楽章 「中天の鳥」

心と空の模様は同色であり、突き抜けた蒼に住む鳥は自由を運ぶ。


最終楽章 「八月の栞」

読み掛けの本に挟まれた栞は、我々に本を忘れさせない。未完が未来を紡ぐ。


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書籍「ナガサキの郵便配達」をご注文の皆様へ この度は、「ナガサキの郵便配達」をご注文いただき、 誠にありがとうございました。 8月9日のNHKニュースウオッチ9で私どもの活動が報じられて以来、ご注文が今までにないほど増え続け、在庫がなくなってしまいました。この本を一人でも多くの皆様に読んでいただきたいと考え、初版の10000部はハードカバーの上製で、価格はできる限り安価でと考え、長崎に原爆が落とさ